2015年7月31日金曜日

302:東京電力勝俣元会長ら業務上過失致死傷で強制起訴/司法の隠蔽体質にメス

 本日2015年7月31日は、フクシマ事故の刑事責を任追及する日本の市民の意志に、ついに検察が屈した歴史的な日となりました。
 このブログでも当初から紹介し、登場させていただいた河合、海渡両弁護士らと、もちろん武藤類子さんらの努力によるものです。心からこの皆さんの健闘に感謝いたします。

 市民の怒りの力が日本の司法の隠蔽体質にメスを入れる始まりです。責任をきっちりと追及できてこそ民主主義が根付く社会といえます。その大きな第一歩です。

詳しい経過は→Our Planet TVからご覧ください。
また本日発表された→検察審議会の議決文書 (事実上の起訴状)もご覧ください。


東京での記者会見の一部です。

2015年7月10日金曜日

301:「敗戦70周年のドイツから見た日本」大阪保険新聞への寄稿

 最近ブログへの投稿がお留守になっていますが、それは原稿書きに追われていたことがおもな原因です。やはり今年は戦後70周年ですから、これに関するテーマでずいぶん書きました。
 これらは近いうちに発刊される雑誌などに掲載される予定ですが、その第一弾として、「大阪保険医新聞」の6月5日と15日に掲載された「敗戦70周年のドイツから見た日本」の㊤「鮮明になる戦争の記憶」と㊦「自滅に至る加害認識の欠落」を紹介します。
 掲載分の写真はブログの長所を生かし、同じものを末尾に挙げておきます。

 また㊤で紹介しました「国家社会主義による『安楽死』謀殺の犠牲者のための追悼と情報記念碑」の開幕式の写真を追って追加したいと思います。
昨年の9月2日に行われたこの式典と追悼碑については、日本ではほとんど報道されていませんので、ブログで紹介します。

 ㊦で紹介しました本年五月に開館したばかりの栃木県益子の→「朝露館・関谷興仁彫刻美術館」のホームページもご覧ください。
 新聞の本文はクリックしてくだされば、パノラマ写真として読めます。


三国同盟締結時の日本大使館 写真:ドイツ連邦公文書館
「安楽死」犠牲者追悼記念碑(左)と情報設備。背景がフィルハーモニー(撮影筆者)
ゲシュタポ本部跡地を掘り返す市民運動(1985年5月5日)写真:「テロルの地勢誌」
「朝露館」関谷興仁の陶芸作品の一つ。写真:同館ホームページ  
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